大阪公立高校入試対策　その4

共通の2教科理科と社会に関しては、親御様が思われている理科や社会のイメージを変えてもらう必要があるかと思います。理科、社会は暗記で知識を問われることが多い科目と特に社会はそのイメージが強いとは思いますが、暗記が不要とか以前から暗記が減ったなど言うわけではなく、覚えた知識を如何に活用して問題を解くのかが必要になっているという事です。資料や、図、グラフなどの問題多くなっており、単純に覚えた知識を答えるのではなく、覚えた知識を使って資料を読み取ったり、資料から読みとった情報と合わせて答えることが必要になる問題が増えております。歴史で例にとってみると昔は年号を覚え、答えさせるような問題もありましたが、今ではほとんど見かけません、逆に流れや順番などは問われことが多く、年表の間のどこに起こった事案なのかを問われたりに変わって来ていますので、覚えればというわけではなく、歴史全体の流れをつかむ必要があります。断片的に年号を覚えていても他の年号が分からなければ意味がなく、それよりはどういう流れでその事案が発生していったのかなどを知識と合わせて理解していくことが必要になると言えます。