中学入試残り１ヵ月

中学受験まで、約1ヵ月となりました。クリスマス、年末年始とイベントごとの多いこの季節ではありますが、中学受験をむかえるご家庭ではそれどころではない時期かもしれません。学習面での追い込みもありますが、体調管理なども重要になってくるのでご家族で気をつけることが多くなる時期でもありますし、不安もいっぱいで大変な1ヵ月かとは思います。
この時期の受験生がするべき勉強はどうすればいいのか？と聞かれることもありますので、自分のおススメを紹介します。ありふれていますが、過去問を繰り返して解くことです。もう願書の提出も始まりますのでいよいよです。志望校や受験の日程なども決めている時期になってくると思うので、第一志望の過去問を何度も繰り返しておいて、合格点を取っておくことです。当然、出題傾向の把握や時間配分なども重要ですし、同じ問題は出ないとはいえ、似た傾向の問題が出題されることは多いので、体に染みつかせるほど解いて欲しいです。後は、本人に自信を持たせること、家族が不安にならない為にも過去問を繰り返して合格点を取ることで、過去5年の問題だったら合格出来ると自信を持って当日をむかえて欲しいです。あの科目のここが不安、算数の図形が不安だ、国語の読解が不安だ、理科の滑車が、、、とか気にし出すと不安しか出てこないです。正直、残り1ヵ月でその不安な範囲を克服できるかと言われれば、ここまで散々やってきて不安な範囲なので急に克服できることの方が少ないと思います。どちらかというと増します。急に伸びることが無いかと言われればありますが、思ったより伸びずに不安が増した方が当日に良いパフォーマンスを出せない事につながります。ですので、先月できなかった過去問のこの問題が出来た、先週出来なかった問題が出来た、何点伸びたなどの目に見える形での成長を感じて自信を持って欲しいと思います。