偏差値３

中学受験未経験の親御さんからたまに言われるのが偏差値50以下の中学に受験する意味ありますか？と言われることがあります。偏差値50が平均と考えるとそうですよね、地元の公立中学と変わらないのではないかと思ってしまいますよね。高校受験をベースに考えると高校受験ってほぼ全員しますよね、なので全員の中の平均となりますので、50以下は平均以下と言えますが、中学受験の場合ではそもそも中学受験を全員しません。なので中学受験する生徒のみの中の平均が偏差値50になります。近畿圏の受験者が2024年で言えば全体の約10％となり、この10％の中の平均が偏差値50となります。学校の勉強に＋して塾などで中学受験用に勉強している10％の中の偏差値50なので高校の偏差値50とは全く別で見ないといけません。中学受験は問題も学校で習う勉強だけで解けないような問題も多く、出題される為、学校でのテストが仮に毎回100点の生徒だったとしても、いきなり入試を受けても点数を取ることは難しいと言えますので、偏差値が50以下だから公立中学の平均くらいというわけは全くなく、偏差値50以下の中学を高校受験で見るとびっくりするような高い偏差値になっている場合も多いです。中高一貫で中学受験の6年コースと高校受験の3年コースに分かれている学校も多くあり、比較が難しい場合もありますが、結論で言えば、偏差値50以下の私立中学に行く意味は十分あると言えます。