偏差値6

ここまで受験に関して偏差値を見てきましたが、偏差値って受験以外に使われていることがあるのかですが、結論、なさそうですね。まあ、当然と言えば当然かもしれませんが、平均からの自分の立ち位置を知る必要って受験勉強以外思いつかないですよね。では、なぜ受験には使われるのかですが、既に50年にもわたって受験時に使用されている偏差値ですが、受験もしくは模試において便利だからですね。本来は、合格点をクリアできるかどうかなので受験校の定員に対して定員数までを点数の上位から合格となります。ただ、入試本番ではなく模試に関して言えばテスト毎の難易度もかわりますし、志望する学校を受験する生徒も決まっているわけはない為、今の学力で合格基準を満たす点数を取れているのかどうかがわかりません。実際の入試では問題の難易度も学校によって違いますので、300点取れば合格という風に模試で表すことが出来ない為この偏差値を使って目安を示しています。入試は相対評価でもあり、例えば定員100人に対して150人受ければ合格点はあがりますし、100人しか受けなければ全員合格になる為、合格点は下がります。したがって平均からの位置を把握できる偏差値を用いてわかりやすくしているということになります。