暗記方法３

もう少し脳の構造を話すると記憶には「海馬」と呼ばれる部分にまず記憶されます。海馬は短期記憶に関係があり、まず情報を海馬に記憶されます。この情報を普段からよく使う情報に関しては「大脳皮質」に移動し長期記憶として保管されていると言われています。このことからも分かるように記憶していくには、海馬にある情報を繰り返して行くことで大脳皮質に移り、長期記憶されていきますので、まずは脳にこの情報は重要ですよと繰り返して伝えていくことが必要になります。ですので、記憶の基本は繰りかえしてやることが大事となります。情報はインプットしていくだけはなく、アウトプットをすることでより重要な情報であることを脳に認識されます。また、忘れかけることで記憶が強化されると言われますが、これは思い出そうとするで記憶が定着していきますが、これも脳に重要だということを伝えていくことで長期記憶として大脳皮質に移っています。記憶とは脳の運動と言えるので、鍛えることが可能になっていると言えます。よく暗記が苦手という人の多くは、単純に繰り返しをしていないという人が多いですし、テスト前だけ急に脳を運動させてもなかなか動いてくれないというだけのことが多いです。運動でもそうですが、急に練習しても筋肉痛になって余計に動けなくなるだけですよね、脳も一緒でテスト前だけ急に詰め込んでもどの情報が重要なのかわからないまま短期記憶だけがされていき、更に繰り返さない為、脳が不要な情報として減らしていく（忘れていく）ようになっているので、効果がでず暗記が苦手となります。