修学旅行④
2026/06/01
高度経済成長期と「楽しい修学旅行」
1960〜1980年代、日本は高度経済成長期に入ります。
新幹線が開通し、飛行機も一般化。移動が一気に便利になりました。
すると修学旅行は、
「学び」だけではなく「楽しさ」
も重視されるようになります。
この頃から、
- 観光地巡り
- レクリエーション
- お土産文化
- ホテル宿泊
など、現在につながるスタイルが広がっていきました。
そして沖縄や北海道など、遠方への修学旅行も増加します。
特に沖縄では、
- 戦争
- 平和
- 自然
- 文化
を総合的に学べることから、全国的な人気行き先となりました。
なぜ修学旅行は特別な思い出になるのか?
不思議なことに、多くの人は大人になっても修学旅行を覚えています。
授業内容を忘れても、修学旅行だけは記憶に残っている人も多いでしょう。
なぜでしょうか。
理由の一つは、「非日常性」です。
人間の記憶は、普段と違う体験ほど強く残ります。
例えば、
- 初めての土地
- 友達との宿泊
- 夜の自由時間
- 班行動
- トラブル
などは、感情が大きく動きます。
感情が動くと記憶に残りやすくなるのです。
つまり修学旅行は、単なる観光ではなく、
「感情を伴った学び」
でもあるのです。
修学旅行で学ぶ「社会性」
修学旅行の最大の意義は、実はここかもしれません。
それは「社会性」を学ぶことです。
普段の学校生活では、
- 教室
- 決まった席
- 同じ流れ
で生活しています。
しかし修学旅行では、
- 集団行動
- 時間管理
- 周囲への配慮
- 協力
- 判断力
が必要になります。
例えば班行動。
地図を見ながら、
「次どうする?」
「昼ご飯どこにする?」
「時間大丈夫?」
と相談します。
これは小さな社会体験です。
大人になると当たり前に求められる力ですが、
実は修学旅行はその練習の場でもあるのです。
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