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「2028年度(令和10年度)大阪府公立高校入試の制度変更」①

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「2028年度(令和10年度)大阪府公立高校入試の制度変更」①

「2028年度(令和10年度)大阪府公立高校入試の制度変更」①

2026/10/06

第1回 2028年度から大阪府公立高校入試が大きく変わる!まず知っておきたい変更点

2028年度(令和10年度)入試から、大阪府の公立高校入試制度が大きく変わります。

現在の中学2年生が、最初の対象学年です。

今回の変更は、単に「試験日が変わる」「出願方法が変わる」というものではありません。

特に大きいのが、

「学校特色枠」

と

「第2志望校への出願機会」

という、これまでになかった仕組みが導入されることです。

そのため、これからの高校選びにも少し変化が出てくると考えています。


【2028年度入試は何が変わる?】

大阪府教育委員会が公表している主な変更点を整理すると、

・「学校特色枠」の導入

・公立高校の「第2志望校」への出願機会を新設

・自己申告書の廃止

・調査書の「活動/行動の記録」の廃止

・国語・数学・英語のA・B・C問題に「共通問題」を導入

・入試期間の短縮

などがあります。

この中でも、多くの受験生の志望校選びに特に影響すると考えられるのが、「学校特色枠」と「第2志望校」です。


【新しくできる「学校特色枠」】

2028年度から、一般選抜の全日制高校に「学校特色枠」が導入されます。

高校ごとに、

「特に求める具体的な生徒像」

を示し、それに合った受験生を優先的に合格とする仕組みです。

学校特色枠は原則として募集人員の50%以下で設定され、希望者だけが応募します。

さらに、学校によっては学力検査だけではなく、面接やプレゼンテーションなど独自の検査も行われます。

つまり、

「自分の学力なら、どの高校を受験できるか」

だけではなく、

「その高校はどんな生徒を求めているのか」

という視点も、これまで以上に重要になります。


【公立高校に「第2志望」という選択肢】

もう一つの大きな変更が、第2志望校への出願機会です。

これまでは基本的に、公立高校は1校を選んで受験していました。

2028年度からは、第1志望の公立高校に加えて、第2志望の公立高校にも出願できる機会が設けられます。

ただし、ここには大きな注意点があります。

第2志望を書けば、必ず第2志望校でも合否判定を受けられるわけではありません。

第2志望校で判定が行われるのは、その高校を第1志望とした受験生だけでは募集人員に達しなかった場合です。

ここは、新制度で特に誤解しやすいところだと思います。


【自己申告書は廃止される】

現在の大阪府公立高校入試では、受験生全員が自己申告書を提出します。

2028年度から、この自己申告書は廃止されます。

また、調査書に記載されていた「活動/行動の記録」も廃止され、調査書の記載項目は各教科の評定となります。

一方で、学校特色枠では、それぞれの高校が必要な選抜資料を設定します。

つまり、「人物面を見る仕組みがすべてなくなる」というよりも、

高校ごとの特色に合わせた評価へ変わる

と考えた方がわかりやすいでしょう。


【A・B・C問題にも変更がある】

国語・数学・英語については、これまでと同じように高校がA・B・Cの3種類から問題を選択します。

ただし、新制度では、

A問題=基礎的問題+共通問題

B問題=標準的問題+共通問題

C問題=発展的問題+共通問題

という構成になります。

この「共通問題」は、第2志望校での合否判定にも使われます。

第2志望制度を導入するために、異なる問題を受験した生徒同士でも判定できる仕組みが加わるわけです。


【「制度が変わる」より大切なこと】

ここまで見ると、

「入試がかなり複雑になる」

と感じる保護者の方もいるかもしれません。

確かに、新しい言葉や仕組みは増えます。

しかし、すべてを一度に理解する必要はありません。

まず知っておいていただきたいのは、

①学校特色枠ができる

②公立第2志望校という選択肢ができる

という二つです。

そして、この二つによって、

「どこなら合格できそうか」

だけではなく、

「どの高校が自分に合っているのか」

「第1志望と第2志望をどう組み合わせるのか」

という高校選びが、これまで以上に大切になってくると考えています。

今回のBlog では、2028年度から始まる大阪府公立高校入試の新制度について、一つずつ詳しく解説していきます。

特に「学校特色枠」と「第2志望校」については、それぞれ2回に分けて詳しく取り上げます。

現在の中学2年生にとっては、自分たちが最初に経験する制度です。

まだ詳細が決まっていない部分については「未定」と明確にしながら、大阪府教育委員会から公表されている情報をもとに、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

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